HONDA鈴鹿 平尾奎太選手 病気は成長

先日行われたドラフト会議。

特番でふと平尾奎太選手のことを目にしました。

野球で才能を開花させ、まっしぐらで生きてきた中難病に。

 

バドミントンまっしぐらでやってきた中、中2の秋にバセドウ病を発症し、バドミントン禁止を宣告された自分を思い出しました。

 

頭が真っ白になり、何で私なん?と何度も何度も。泣いても泣いても納得いかない。

次もし、倒れるようなことがあれば脳に障害。もしくは半身不随。とか。いろんなことを医師から言われましたが、命と向き合い自分の思いと向き合い。私はバドミントンをやる事をえらびました。

 

結果は全中団体3位。

 

平尾選手は、「病気が自分を成長させてくれた」と言ってました。

私も同じ気持ちでした。バドミントンができない時間は、ライバルより遅れをとっている焦り。不安。悔しさ。苦しい苦しい時間でした。

 

だけど、それだけではなく、『やりたい!!』この想いを大きく大きく育ててくれました。

コートに立てた時、私は水を得た魚のように駆け回りました。

プレーできる体に、時間に感謝しました!

これが!私に必要な事だったんです。

 

病気は気づきと成長をくれます。

当たり前の事に感謝する心。

周りの方々がくれる沢山の想い。

1人では何もできない自分。

だからこそ、恩返しするように感謝し頑張り続ける。

 

嫌な出来事。やりたくない事。これに出会えることは最高です。お前なら超えられるぞ!って見込まれている証拠です。

 

ただ、1人では超えられない。自分で進まなければいけないけれど、1人では難しい。

 

受け入れ、感謝し、想いを感じる。この心になれた時、新しい景色が見えるのだと教えてもらいました。

 

私はそんな場面に向き合ってる人の応援がしたいです。そうしてもらったように。

 

病気を乗り越えた事を評価してもらったり、同情してもらったりしたいのではなく、病気が育ててくれた心を広めたい。ただそれだけ。病気になれた事はラッキーな事だと思います。

 

平尾選手には是非これからも伝え続けてもらいたいなと思いました(╹◡╹)